夏まっ盛り。ちゃじるしは「ゴーヤチャンプルー」をよく作ります。豚肉やランチョンミートより、アンチョビで作るほうが美味しいと思っています。
このレシピのポイント
・アンチョビを活かすため、調味料は塩のみです。
・ゴーヤは下茹でしません。
・卵の時間差投入は、神田神保町の老舗ラーメン店『さぶちゃん』の「ちゃーはん」の作り方を観察し、着想を得ました。
材料
ゴーヤ…1本
島豆腐…1丁(400グラムくらい)
アンチョビ…5.6枚〜お好み
卵…2個
オリーブオイル…適量
かつおぶし…3グラム~お好み
塩…適量
レシピ
1.ゴーヤを縦に半分に切り、種とわたをスプーンでとります。水洗いしてから、お好みの厚さにスライスします。厚さをあえて不均等にし、ゴーヤの歯触りを楽しめるようにしておくのも、お家ご飯ならでは。ゴーヤはザルに移して塩を振ります。ちょっと振り過ぎなくらいがちょうどいいです。手で全体をなじませます。そのまま10分ほど置きます。
2.アンチョビを細かく切っておきます。
3.可能な限り水気を取った島豆腐を、オリーブオイルで炒めます。手で適当な大きさにちぎって入れていくか、フライパン(または中華鍋)にそのままドンと入れ、炒めながら菜箸で切っていきます。このとき、島豆腐の水気によって、油がはねる場合があります。うっすらと焼き目がつくまで炒めたら、お皿に移し替えます。お皿に油が入らぬよう、菜箸を使いましょう。
4.そろそろゴーヤから水分が出ています。ひと掴みづつ、ぎゅっと絞っていきます。好みが分かれるところですが、わたしは苦いほうが好きなので、下茹でせずに、この状態で使います。苦みを抜くために振った塩が残るわけですが、これを味のベースにしてしまいます。必要に応じてオイルを足し、アンチョビとともに炒めます。(下茹でした場合は、炒めるときに塩を足してください)
5.ほどよく火が通ったところで、ゴーヤとアンチョビをフライパンの半分に寄せます。空いたスペースにオイルを集め、卵を1個落とします。目玉焼きをつくるような感じですが、底が固まりつつあるタイミングで、菜箸でぐちゃぐちゃにし、ゴーヤとアンチョビにからめます。
6.島豆腐をフライパンに戻します。上からもう1個の卵を落とし、全体を少しかき混ぜてから火を止め、余熱で卵を固め、コーティングします。
7.器に盛り、かつおぶしをかけて完成です。
お試しください!
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