東京湾に浮かぶ唯一の自然島にして無人島の『猿島』に行ってきた。行き方はとても簡単で、京急の横須賀中央駅で降り、三笠公園の桟橋から船に乗り、10分足らずで到着となる。ちゃじるしも10時半にお家を出て、たっぷり遊んで帰ってきた。お寝坊さんにも優しい秘境なのだ。
ずっとポッケに入れてたからしわくちゃだけど、こんな感じで一時間に一本運行してる。船はけっこう大きいから、行列ができてても案外乗れる。乗船時間が短いので船酔いの心配は無用。料金は大人で1300円の往復運賃+200円の入園料。満足度からしてかなり安い。
のんびり13時30分のに乗ることにした。戦艦三笠を前に、品川駅エキュートで買ったミサイルみたいなおにぎりを食べた。横須賀にはJRでも行けるけど、品川か横浜で京急に乗り換え、横須賀中央駅で降りたほうがいい。
戦艦三笠の近くにある三笠桟橋から船に乗る。桟橋の前にある『猿島航路チケット売場』で券を買っておこう。
出航して3分くらいで見えてきた。あれが猿島だ。その昔、日蓮上人が房総から鎌倉に帰る際に嵐に遭い、この島に避難したそうだ。すると白猿が現れ、島を案内してくれたから猿島と呼ぶ説がある。見た目は金田一耕助の『獄門島』にそっくりだ。
ほどよく人がいる。このエリアがビーチになっていて、7月中旬からは海水浴場になる。レンタルショップがあるので、好きな食材を持ち込みバーベキューをすることもできる。
上陸直後の海。こんな簡単に来れるところとは、とても思えない美しさ。
さて、島の面積は横浜球場の4倍くらい。かつて旧陸・海軍の要塞であったため、一般人が入れなかった背景がある猿島は、大自然と歴史遺産が保存されている。散策にあたり『仙人杖』なるものが用意されていたので、せっかくなのでお借りした。最初は、いらぬ棒を手にしてしまったと思ったが、後々ありがたみがよくわかった。お世話になりました。
明治時代中期の発電所の一部。大自然と人工物が融和しているのが猿島の魅力だ。
どうやって伸びてきたのか、頭上に咲く紫陽花を初めて見た。島は鳥の鳴き声が絶えず、綺麗な蝶も何度か目にした。
レンガ造りのトンネル。『フランス積』といい、富岡製糸場など国内に4件のみ。
前述の日蓮上人がいらっしゃった。
久しぶりに海に出た。『ヨネノ根』という場所で複雑な岩場だった。釣り人も少しいた。
小さな魚やカニ、ヤドカリがいて楽しかった!
この展望台は、仮面ライダーのショッカーのアジトとして何度かロケに使われたそう。他にも遺跡はたくさんあった。
ビーチに戻ってきた。ここで『七里ヶ浜』の回と同様、リュックに詰めてきたサンダルに履き替え、水遊びをした。
冷たくて気持ち良かった。足洗い場が設置されていたので、靴に戻るのも楽だった。
帰りの船。行きと同じで、こんな船です。都心からすぐの自然島、また行きたい!
お読みいただき、ありがとうございました!